
英検準一級CBT,S-CBTの面接スピーキングの対策書いていてみた!!
この記事は英検準1級の面接スピーキングの対策を考えおられる方向けの記事となっております。
特にスピーキングがある程度得意な方、普段から少なからず英語を使う環境にある方なら有効に使えると感じます。内容は次の通りです。
1. 英検準一級面接スピーキングの合格点

まず、英検は近年CSEスコアというものを導入しました。
これは英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)に著しい偏りが見られる受験者は不合格になるよう変更された新たな採点方式です。
従来はリーディング、スピーキング、リスニング、ライティングの4分野での素点を単純に合計し、合否を判定していました。つまり、リーディングは0点でも他が満点なら合格になっていました。
それだと、英語の総合的な能力を判定できないので4技能をバランス良く判断するためにCSEスコアを導入したという訳です。
その点に照らし合わせると準一級のスピーキングは750点中512点となっています。
約7割です。
もう少し具体的に見ていきます。
2.英検準一級のスピーキングの配点

単純採点の配点はつぎの通りです。
ナレーション 15点
Q&A 20点
アティチュード(態度) 3点
となっています。これもやく7割は取れるようにしましょう。
3. 英検準一級スピーキングのコツ

おそらく英検準1級を受けられる方ならQandAに関してはおる程度その時の問題にもよりますが答えられるのではないでしょうか。
問題はナレーションです。
ナレーションとは、面接カードに記載されている4コマの絵について2分間で説明するというものです。
最初は絵を見てなかなか英語が出てこないことがあります。ですがなんの問題もありません。次で見ていきましょう。
4. 英検準一級スピーキングの勉強方法

前にも述べましたがQandAは全く問題が分からなければ0点ですが、ある程度何かを答えれば0ということはないと考えます。まして、質問の難易度としてはそこまで難しいものではありませんでした。
どちらかというと英語より、社会的な話題に対してどれだけ自分が意見を持っているかということの方が大切です。
社会人であれば、職業の観点などから、結論を用意し、そこまでどんな質問がきても持っていくテンプレートを用意しておくことがお勧めです。
点数の上で絶対落とせないのが
ナレーションです。
私がやった勉強方法の流れは次の通りです。
- 時間配分を考える
- 時制や単語や定型句を限定する
- 使用文型を抽出する
- 反復練習をする
1. 時間配分を考える
まず2分間で4コマどう喋るかを考えます。単純計算で120秒➗4で一コマ30秒です。
ここからはしゃべる速さ、考える時間など人によりますが自分でどれだけ話せるかを決めます。
一番いけないのはアドリブとその場の雰囲気で説明する量を変えることです。
理由は、
- 確実性がない
- 準備ができない
です。アドリブで全部できる人はこの記事は読んでもためにはならないかもしれません。
ちなみに私は3文です。
2. 時制や単語や定型句を限定する
ナレーション中にたくさんの文法解説事項や単語から反射神経で選んでその場で文章を作るのも良いですができれば簡略化したいですよね。
まず
時制は過去形と設定します。
過去問を見てもらってもわかる通りスムーズだからです。
基本迷ったら過去形を使えば0点にはなりません。むしろいろんな時制(現在、過去、未来)を使って詳しく伝えようとすると逆に伝わりにくくなることもあります。
過去形です。
まだ余裕のある人は過去進行形も使いましょう。基本的な説明の流れは次の通りです。
1コマめ:現代社会にありがちな問題が起こる
2コマめ:それを解決しようと「中心人物」が行動を起こす
3コマめ:問題が解決したかに見える
4コマめ:しかし、その解決策のせいで新たな問題が起きてしまう
過去形を使ってコマごとのテーマに沿って説明していきます。
1つ1つ縛りが出来てきましたね。イメージも少し出来てきましたか。出来た人はもう練習に行ってもいいですね。
3. 使用フレーズを抽出する
次はフレーズの抽出です。
英検準1級のナレーションでは基本的にストーリーの事実を述べます。ですので自分の意見を言うフレーズではなく状況を表すフレーズに特化したものを選びます。
ここでよくあるサイトはフレーズを紹介するところですがここではしません。
なぜかと言うと、人それぞれフレーズの知識は違い、普段使っているフレーズや、とっさに出てきやすいフレーズ、言いやすいフレーズは違います。
人の使いやすいフレーズを覚えただけなら本番とっさには出てこないでしょう。
ノート、スマホのメモ等に自分のフレーズをピックアップしてみましょう。
ちなみに私は
- on the way to..
- he was so,,,that,,,
- on the other hand…
- …coudn’t make it…
- she is too…to…
- they said that…
- He thinks that…
などです。10個もいりません。時制を使い分けシンプルな文も含め更にフレーズも入れるため実際使うのは1コマに対し1個か2個程度です。
4. 反復練習をする
こうして縛りを決め練習をしていきます。
最初に一回だけ文字に起こします。スマホでもノートでも構いません。時制を絞り、一コマ自分の決めた数の文で書き出します。
最初はそれを反復します。
慣れてきたら違う4コマに移ります。この時書き出しは入りません。ゆっくりでもいいので同じ形の文に当て嵌め行います。
基本何も入りませんが最低一冊は問題集があると非常にスムーズです。たくさんいりません。一冊を何度も繰り返しやるだけです。
おすすめは安いメルカリや、ラクマなどのフリマアプリでの購入です。本当に安くてコスパは良いです。
中古が気になるかたは購入でも良いかと思います。
参考書籍:14日でできる!英検準1級二次試験・面接完全予想問題 [ 旺文社 ]
5. まとめ
基本私の受験した感覚では準備さえしておけば難しくはないように感じます。ただ効率よく準備する必要があります。そのためにいくつかポイントを設け、縛りを作ったん中で絵を英語に変換する練習が必要になります。
もし受験まで時間のある場合は能力の底上げとしてオンラインでスピーキングの練習をする方も増えています。参考までに。
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